今、医療療養病棟(4階病棟)からお伝えしたいこと

世界中で新型コロナウイルス感染症への対策が様々な形で行われています。
多くの病院では面会制限が行われており、入院中の方に自由に会うことができずに
不安な思いやつらい思いをされている方がたくさんいらっしゃることと思います。
 
今までは当たり前のように、ご家族をはじめ、患者さんを支えてこられた方たちが
患者さんの周りにいらっしゃいました。私たち看護師は、その方たちにも支えられながら
「患者さん中心のケア」を提供することができていたのだと改めて実感しています。
 
「今まで通りの看護ではいけない・・・」
物理的距離がある今、患者さんと患者さんを支える方たちとの
「心のつながり」を失ってしまわないように、私たち看護師が「架け橋」になる
役割を担っていく必要があると感じています。
患者さん一人ひとりにとっての「患者中心のケア」を実現することができる
「新しい看護のありかた」を考えながら、日々の看護を行っています。
入院患者さん・ご家族にとってかけがえのない大切な時間を、できる限り悔いが残らないよう、
そして患者さんもご家族も病棟スタッフも、皆が少しでも多く笑顔でいられるように
これからも精一杯患者さんを支援させていただきたいと思っております。

防災訓練

こんにちは。

看護部ブログをのぞいてくださってありがとうございます。

今回は、先日実施した防災訓練についてお話ししたいと思います。

今年の防災訓練は「感染症流行期における避難の実施」を目的に、

新型コロナウイルス感染症対策を講じながらの実施となりました。

具体的な対策として、3密を防ぐために

① 各病棟からの避難は病棟の非常口までの誘導

② 誘導時は人と人とのスペースを確保

③ 移動する患者さんの数の調整

④ 点呼終了後の報告は代表者2名まで

としました。

病棟の看護師だけでなくリハビリスタッフや介護福祉士等の他職種と協力し

それぞれの役割分担の下、患者さんを安全に避難誘導できるように取り組みました。
また、新入職員を主に対象とした、消火器を使用しての消火訓練も実施しました。

普段の生活ではあまり使用することのない消火器ですが、いざというときのために

こうした訓練は必要だと改めて実感することができました。
防災訓練は毎年実施していますが、振り返ると多くの課題がみつかります。

今回は、いつも以上に感染症対策へ配慮しながらの実施となり

医療従事者として一人ひとりが患者さんの安全を第一に考えた行動ができるよう

今後も訓練の実施と振り返りをしていきたいと思います。
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