お正月の過ごし方

2016.12.25
私は毎年元旦の夜には夫の実家に親戚で集まってにぎやかな時間を過ごしています。日勤のこともありますが、休みの日には自分の実家にも帰り、普段は遠方に住んでいる甥っ子と姪っ子の顔を見るのがとても楽しみです。大人になるとなかなか家族全員が集まる機会はないので、家族と過ごすお正月の時間は大切にしています。
病棟勤務をしていると、過去には大晦日から元旦にかけて夜勤をした年もありました。私が今まで勤めてきた病棟はどこも階が高く、一番高いところでは8階だったため、初日の出を特等席から眺めることができました。(もし休みだったら寝ていて見逃していたと思います!)
元旦の朝一番の検温は患者さんとの新年の挨拶から始まり、皆さんいい笑顔を見せてくださいます。そんな時には、患者さんにとっては病棟が生活の場所だということをあらためて考えます。病棟にはあまり外に出る機会のない患者さんもいるし、館内は常に空調が効いており、季節を感じにくいのかもしれません。
私の病棟にも主にベッド上で一日を過ごされている患者さんたちがいますが、検温の時などに「今朝はすごく寒くて、息が白くなりましたよ。」とか「今日から8月ですね。スーパーでこんなに大きなスイカを売っていましたよ。」とか、日常の出来事を話すと微笑みながらじっと耳を傾けてくださいます。小さなことからでも患者さんと一緒に季節を感じながら過ごすことができたらいいなと思います。
 
 
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