1.頭蓋内疾患・脊髄腫瘍
ガンマナイフやサイバーナイフと異なり、脳腫瘍に対して定位放射線治療(SRS/SRT)のみでなく、全脳照射など通常の放射線治療や強度変調放射線治療(IMRT)も施行可能であり、それらを組み合わせた治療もできます。
①血管病変:脳動静脈奇形(AVM)など
②良性疾患:聴神経腫瘍、髄膜腫、下垂体腫瘍、頭蓋咽頭腫、髄膜腫 など
③悪性腫瘍:転移性脳腫瘍、神経膠腫、脳胚種 など
2.悪性腫瘍
耳鼻科領域の頭頸部がん、肺がん、食道がん、乳がん、縦隔腫瘍、肝細胞がん、膵臓がん、胆道がん、肛門がん、 膀胱がん、前立腺がん、子宮がん、皮膚がん、リンパ腫 など
3.良性疾患
皮膚ケロイドの再発防止のための術後照射、甲状腺眼症 など
4.がんの症状を緩和させる目的で行う放射線治療
転移性骨腫瘍、転移性肺腫瘍、転移性肝腫瘍などの転移に伴う症状や食道がんや胃がんによる食物通過障害、肺がんによる呼吸困難など、がんに伴う症状に対する緩和目的であれば、すべての悪性腫瘍で適応となります。