形成外科

診療内容

形成外科とは

『形成外科』って聞いたことはあるけど、どんな病気を治すのか?
よくわからないという方もいらっしゃいます。
形成外科は、顔や手足などの体表面の傷や変形などに対し、機能のみならず形態的にも
「より正常」に「より美しく」。治療を受けた方の笑顔のため、
れいに治す』ことを主な目的とした外科系の診療科です。

また、当院 形成外科では『アンチエイジング外来』として、シミや美肌治療も行っております。
シミ、そばかす、肝斑などでお悩みの方にも、より良い治療をご提案いたします。

「まぶたの下がりが気になる」「傷あとを綺麗にしたい」「シミが濃くなった」などの
お悩みをお持ちの方は、当科までお気軽にご相談ください。

当科で扱っている疾患

※当科では、日帰りの局所麻酔の手術のみ行っております。
 入院や全身麻酔が必要な場合は、入院可能な施設へご紹介させていただきます。

まぶたの病気

・眼瞼下垂症  上まぶたが下がってしまう状態
        まぶたが重い、見えづらい、肩こりやおでこの皺ができた といった異変を感じます。
・逆さまつげ  まつげが内側に向いて眼球に触れるため、
        眼がゴロゴロしたりチクチクした痛みが起きます。
        眼が気になってこすることで、内側に炎症や湿疹ができる場合もあります。
・眼瞼外反   まぶたが閉じずに痛みを伴います。
              涙の排出が不良になり、涙目やドライアイになることがあります。

皮膚のできもの

・良性の皮膚腫瘍  ホクロ、粉瘤(皮膚の下に袋状の嚢腫ができ、皮膚の垢や脂が溜まる)
          脂肪腫(皮下の脂肪組織の増殖によってできるもの)、老人性いぼ    など
・皮膚がん     基底細胞がん
          有棘細胞がん
          悪性黒色腫(メラノーマとも呼ばれます。いわゆるホクロのがんです。) など                                      

その他

・汗の悩み   わきの汗、手の汗
・けが     切り傷、擦り傷、やけど、とげが刺さった  など
・爪の病気   巻き爪、陥入爪
・傷あと    けがや手術後の傷が目立つ、傷が盛り上がってケロイド状になった
・ニキビ    思春期のニキビ、大人のニキビ、吹き出物
・アザ     異所性蒙古斑、太田母斑、外傷性の刺青  など

アンチエイジング外来

「気付いたらこんなところにシミ」
「シミが年々濃くなっている気がする」
「ほくろやイボが気になる」

 加齢と共に
 誰もが肌悩みを抱えています。
 市販の化粧品を試してみても
 なかなか思うような成果がでない。

 そんな声も聞かれます。
形成外科では『アンチエイジング外来』として、シミ・美肌治療を行っております。
シミ・ほくろ・顔や首のイボや出来物に対して、各種レーザー治療を行います。
専門医師による施術のため、安心して受けていただけます。

また、ご自宅での毎日のスキンケアで肌を綺麗に導く
「ドクターズコスメ」「プラスリストア」も取り扱っております。
治療に併せてお使いになることで、お肌の状態を整えます。 
 

対象となるお悩み

・顔のシミ(老人性色素斑 ソバカズ 肝斑 など)
・ホクロ
・顔や首のイボ できもの

★レーザーや内服外用治療等、お悩みに応じて最適な治療をご提案いたします。

診療手順

① 受 付  1F総合受付にて受付終了後、2Fまでお上がりください。
          *アンチエイジング外来は受診可能曜日が決まっています。
           事前の確認・予約をお取りください。    
② 診 察  まずは診察から行います。お肌の悩みを伺いながら、肌の状態をチェック。
       シミの種類(老人性色素斑・肝斑・そばかず)やほくろ、イボの範囲などを
       確認し、レーザーによる治療や服薬など、状態に合った最適な治療法を
       ご提案します。
          *肌の状態を確認する際、化粧はお取りいただきます。
           予めご了承ください。
③ 治 療  診察にて決定した治療開始(レーザー治療)
       シミなどの種類や数によって治療時間が異なります。
       また、治療後の注意事項などもご説明させていただきます。
          *投薬のみの場合は、診察終了後会計となります。
           
④ 会 計  次回の診療日を予約して、1F会計へ
          *アンチエイジング外来は「自由診療」となります。
           健康保険は適用されませんのでご了承ください。

診療担当医のご紹介

非常勤医 深水 秀一

略歴
1980年 浜松医科大学医学部卒業
同年 浜松医科大学医学部皮膚科勤務
1984年 市立島田市民病院皮膚科医員
1987年 アメリカ合衆国テキサス大学ダラス医療センター細胞生物学分野研究員
1995年 浜松労災病院形成外科副部長
同年 県西部浜松医療センター形成外科科長
2004年 京都大学非常勤講師
2006年 浜松医科大学臨床教授
2011年 浜松医科大学附属病院形成外科科長(病院教授)
所属学会および資格
  • 日本形成外科学会評議員
  • 日本皮膚悪性腫瘍学会評議員
  • 日本褥瘡学会評議員
  • 日本創傷外科学会評議員
  • 静岡県形成外科医会会長
  • 東海マイクロサージャリー研究会顧問

非常勤医 水上 高秀

略歴
2005年 大阪市立大学医学部医学科卒業
同年 大阪府済生会泉尾病院 初期臨床研修医
2007年 浜松医科大学医学部附属病院 形成外科
2010年 愛知県がんセンター中央病院 形成外科
2012年 浜松医科大学医学部附属病院 形成外科 診療助教
2018年 磐田市立総合病院 形成外科 部長
2020年 松尾形成外科・眼瞼クリニック 副院長
2022年 浜松医科大学医学部附属病院 形成外科
   
所属学会および資格
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本形成外科学会皮膚腫瘍外科分野指導医
  • 日本創傷外科学会専門医
  • 日本形成外科学会レーザー分野指導医
このページの先頭へ