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認知症サポーター養成講座

2018.2.25
昨年末、妻と共に認知症サポーター養成講座を受講しました。
理由は両親が高齢になり見当識障害の症状が出始めたため、認知症の高齢者にどのように対応したらよいのかという素朴な疑問からです。
もちろん、病院に勤務しているので認知症のことについては知らないわけではありませんが、一緒に暮らしている親のこととなると一般の市民として目線を変えてみたかったという理由もあります。
講座の内容は理解できましたし、どのように対応すればよいのかも
理解できました。しかし、実の親となると思うように対応できません。どこかで正常であったころの思いが残り、認知症であることを
認められない自分がどこかにいるようです。結果として怒れてしまったり、言い聞かせたり、無視したりと、頭で分かっていても行動が
伴いません。なので私はあまり親に近づかないようにしています。
妻は私ほどではなく、けなげに対応していますが疲労感はバリバリです。代償として愚痴のはけ口は夫の務めとなっています。
昨年までは同じ敷地内に別棟で暮らしていましたが、こんなこともあり一つ屋根の下のほうが看守りできて安心だからと新築して同居を始めたところです。そんなわけで、認知症の方のお世話が対変!という悲鳴を耳にしますが、あらためて私も感じているところです。
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