すずちゃんのつぶやき

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おしりだって、洗ってほしい??

2018.5.25
もう、30年ほど前のTVコマーシャルで戸川純さんの「おしりだって、洗ってほしい」のコマーシャルが流れた。現在ではどこに行っても、温水洗浄便座がないところを探す方が難しいような時代になった。TV番組でも外人に、母国にお土産として温水洗浄便座を持っていくというような番組も流れる。温水洗浄便座の普及により患部が清潔に保たれ、痔の患者さんは減ったとか。
しかし、最近気になるコマーシャルをみた。「オシリア」という痔の薬。それには、「肛門の洗いすぎや拭きすぎで炎症やかゆみ・痛みの症状を引き起こします」というではないか。おしりは洗ってほしいのではなかったのか??洗ったらきれいになっていいのでは・・・。
戸川純さんはうそつきだったのか?
調べてみると、「肛門掻痒症」なる病気が増えているらしい。もちろん、おしりが汚れていて湿疹になることもあるようだが、おしりを清潔にしようと温水洗浄便座で一生懸命洗っていると、肛門周囲の皮膚のバリア機能が低下し余計にかゆみが増してくらしい。清潔を意識しすぎて強い水圧でウォッシュレットを使って、洗いすぎると良くないらしい。なんということか・・・。私は痔ではなく洗いすぎか?
そういえば、痔の薬に「強力ポステリザン軟膏」があるが、成分はステロイドのヒドロコルチゾンと大腸菌死菌浮遊液である。痔の薬に大腸菌死菌浮遊液とは?大腸菌とは不潔な菌では・・。製薬会社の資料には大腸菌死菌浮遊液は白血球遊走能を高めることにより局所感染防御作用を示し、また肉芽形成促進作用による創傷治癒促進作用があるという。過ぎたるは及ばざるがごとし。ということか?
 

猫のいる幸せ

2018.5.10
皆さんはペットを飼っていますか?
私は、2年ほど前から猫を飼っています。
ピンとしたヒゲ、プニプニの肉球、モフモフの毛並。そしてゴロゴロと甘えて来たかと思えば、すぐにそばを離れてしまう、そんなツンデレなところもたまりません。
仕事をしていると、1匹でのお留守番は寂しいのでは?と思い、このたび2匹目を迎え入れました。
先住猫は、新入りの子猫に興味津々で、仲良くなれそうです。私は、毎日猫様たちのお世話をさせていただき、振り回されながらも幸せいっぱいです。
猫に限らず、ペットと触れ合うことで、オキシトシン(幸せホルモン)と言うホルモンが分泌されストレスホルモンであるコルチチゾールを抑制してくれるそうです。
私が毎日幸せに過ごせるのは、この子達と触れ合うことでたくさんの幸せホルモンが出ているのかなと思いつつ、猫たちも我が家に来て幸せだと感じていてくれたらと願っています。

想いを伝える

2018.4.25
私は天竜すずかけ病院で言語聴覚士として働いています。
言語リハビリに関わる中で、リハビリで机上では改善したように見える力を実生活に活かすのは難しい事だと常に悩みます。それは、その人が伝えたい、繋がりたいという気持ちになりきれていないからではないかと思いました。そう考えるきっけかにケルト音楽があります。
私はケルト音楽が大好きで、未知の世界の音楽になぜか郷愁を感じています。ケルト人はもともとヨーロッパの広範囲に暮らしていた民族でしたがローマ軍との戦いで北に追われました。敗因に、ケルト人は文字を持たなかったからとの説があります。文字を持たないと何故負けるのか?人は共通の言語・文字があって自己のアイデンティティーを形成しお互いの考えを深め広めコミュニティーを形成します。即ち、思考を記す・広めるという作業によって組織は持続的に強化されるのではないかと思います。
私は年齢を重ねる毎に、言語リハビリを通じて単なる言語の回復ではなく、その人が自分の存在した軌跡を残し、コミュニティー再構築の糧としてのコミュニケーションを支援していきたいと考えるようになりました。人と繋がっている事に、喜びや幸せを感じることが成功体験となり、それを繰り返していく事が生活だと思います。
序盤のケルト音楽からすっかり離れてしまいましたが、ケルト音楽が懐かしく感じるのは、音楽に秘めた想いが伝わってくるからでしょうか。私も患者さんの発した一語一句の想いを大事にしてリハビリをしていきたいです。

小さなよかった探し

2018.4.10
今年の桜は、早かったですね。3月は寒い日があったと思うと急に暖かくなったりと怒涛の気温変化でした。そんな中桜がきれいに咲いてくれてとても心が和みました。鳥羽山公園に20年ぶりくらいに出かけました。長い滑り台は使用禁止になっていて少し残念でしたが、桜も咲いていて遠くまで見渡せてさわやかな気分でした。日々の小さなよかった探しをしながら今年度も過ごせたらと思います。今年度もよろしくお願いいいたします。
 
※ 画像は「病室から見た今年の桜」 です

非常持ち出し袋!!

2018.3.25
すっかり春めいてきました。梅の花、桃の花、桜など景色がカラフルになってきて気持ちも華やぎますね。
さて、7年前の3月11日は東日本大震災の起こった日です。「あの震災を忘れないために」3月11日に津波訓練や慰霊祭などの催しが様々なところで行われたのは記憶に新しいところだと思います。
「我が家の非常持ち出し袋ってどうなってるの?日切れの缶詰とか入ってるんじゃない?」
娘の一言があり、久々に点検をしてみました。
なんと、カチカチのホッカイロ、よれよれのトイレットペーパー、スリッパなど。食糧は日切れどころか、カンパンも缶詰も入っていない。
食糧はないのにスプーンや割り箸はある。子ども達が小、中学校で使った防災頭巾がリュックの中にしまってある…
リュックの中に防災頭巾が入っていても何の役にも立たないですよね。
そんなわけで、我が家の非常持ち出し袋は、ガラクタだらけだったことが発覚ました。
ありりゃ なんて事でしょう。
12月の防災訓練の日に点検することを決めていたにも関わらず、点検後に補充していなかったんです。でも、いつから点検していなかったんだろうか…。
相当前だろうなぁ
そもそもリュックを準備したときから必要なものが入っていたのだろうか…
反省です。
東海地震が来るを言われてからすでに40年近く経過しているでしょうか。
「天災は忘れたころにやってくる。」
このことを肝に銘じてさっそく準備をしようと思っています。
みなさんのお宅ではいかかですか?
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