看護部長の松本です!

看護部の理念と基本方針
理念
私たちは、安全で心地よいケアの提供のために最善を尽くします。
基本方針
  1. 「患者・利用者中心」を最優先にして思いやりのある看護・介護を実践します。
  2. 「生活の場」を見据えたケアを実践します。
  3. 看護・介護の専門性を発揮し、多職種と連携します。
  4. 専門職として自己研鑽します。
  5. 相互に思いやり、認め合い、明るく健康的な職場を創ります。
笑顔で楽しく仕事ができる環境づくりをしています
-こんにちは。よろしくお願いします。
(松本看護部長)
こんにちは。よろしくお願いします。
-看護部長さんはどのような役割を担っているのでしょうか。
(松本看護部長)
「スタッフ自身がしたい看護・介護ができるようにマネジメントすること」が役割だと考えています。
もちろん、すずかけヘルスケアホスピタルの看護部理念・方針があり、それに従って行われる質の高い看護・介護が基盤になります。しかし、それぞれに培ってきた経験があり、素晴らしい個性を持つ看護師や介護士ばかりですから、経験や個性を活かして仕事をしてもらえればと思います。
-職員それぞれの経験や個性を活かす。
(松本看護部長)
はい。看護師は“人を幸せにする職業”だと思います。
看護職は真面目な人が多いですから、少しぐらい個性を活かすという意味での遊び心があってちょうど良いのではないかと思っています。型に押し込めるような管理=マネジメントは必要ないということです。
笑顔で楽しく仕事をしてもらいたいですね。それが結果的に患者さんや利用者さんの笑顔につながっていると思います。
-確かに院内を歩いていると、皆さんが笑顔であいさつをしてくださってとても気持ちが良いです。
(松本看護部長)
ありがとうございます。勉強熱心で真面目に仕事に取り組んでくれるスタッフは当院の自慢です。
仕事とプライベートのバランスを取ってお仕事をしてもらえるようにするのも私の役割です。
-ワークライフバランスという言葉もよく聞かれています。
(松本看護部長)
はい。私もワークライフバランスは大事なことだと考えています。当院は、平成25年度から日本看護協会、静岡県看護協会の支援を受けて「WLB推進事業」に取り組んでいます。やりがいがあって働き続けられる職場とはどんな職場なのだろうかと考え、私たちが出した答えは「看護を実感できること」と「お互いさまで支えあうこと」でした。このふたつの命題を実現するために、スモールステップから始まりビッグステップへと展開してきました。みんなの合言葉は「みんなで幸せになろうよ」です。どうせやるなら楽しく!!取り組みたいと思っています。
若い人は、仕事と遊びを両立して充実した生活を送っていただきたいです。また、私自身も核家族で子どもを2人育ててきましたので、子育て世代の方も笑顔で働けるようにしたいですね。
さらに、最近大事だと考えているのは、親の介護をしている人への支援です。当院の看護職の平均年齢は33歳ですが、親御さんの介護の必要もでてきています。
それぞれの事情に合わせてバランスの良い支援ができればと思います。
その人の魅力と素質を活かしたお仕事が必ずあります
-松本看護部長は、人の多様性を大事にしているように感じました。
(松本看護部長)
はい。縁あって一緒に仕事をする仲間同士です。
そういった意味では、課長(看護師長)や主任がスタッフそれぞれの魅力や素質を早く見つけて、活かしていってもらえるように関わるのも大事なことだと思います。
-管理というと、どうしても課題にばかり目が向きがちです。
(松本看護部長)
そうですね。以前の私もそうでした。
看護師は“患者さんの問題を早く見つけて早く解決する”ことが仕事なので、余計に課題に気が付く能力が向上してしまっているかもしれません。
しかし、管理者としての勉強をしていくうちに“人を大事にする組織”が必要で、そのためには“良いところを認め合いながら信頼関係を築いていく”ことを重視するようになりました。
-確かに、病院で「あなたはここが悪いですよ」と言われたことがありますが、「ここは良いですね」と褒められたことはないですね(笑)。
(松本看護部長)
評価表、チェック表と呼ばれているものがありますが、できないことをチェックするのではなくて“ここまでできた”というのを確認するためのツールだと考えています。
-誰でも良い評価をしてもらいたいと思います。
(松本看護部長)
はい。当院では、減点法でなく加点法の考え方をしています。
看護師長や主任に対しても「これができているね。これからどうしようか?」とスタッフと一緒の目線で考えていくようにお願いしています。
そして、患者さんに対しても、同じような加点式の気持ちで接するのが大事だと考えています。
笑顔で医療を提供して、笑顔で日常生活に戻っていただきたいです
-スタッフさんだけでなく、患者さんに対しても加点式の気持ちで接するのが大事だという理由を教えてください。
(松本看護部長)
当院はリハビリテーションを行っていますが、昨日3m歩けた方が1週間後に5m歩けるようになったとします。その時に「まだ5mしか歩けていませんよ。頑張って!」と言われたらどう感じますか?
-頑張って2m長く歩けるようになったのに……と思ってしまいます。
(松本看護部長)
はい。2m頑張った点が評価されていません。評価する側の視点で全く違ったものになってしまいます。必死で頑張っていることを評価できなければ、治療効果も上がらないと思います。
ですから、当院は看護師と療法士のコミュニケーションを密にして、療法士が提供したリハビリをしっかりと生活の中に組み入れていくようにしています。
-リハビリを頑張る中で弱音を吐きたいこともあるように思います。
(松本看護部長)
はい。落ち込んでしまうこともあるかもしれません。体調だけでなく、お気持ちの面にも気配りをしていくことが大切です。つまり、患者さんや利用者さん、ご家族と真摯に向き合うことが大切です。
私たちは、すずかけグループの「あなたの笑顔が、わたしたちの喜び」という理念のもとに仕事をしています。まずは、私たちが笑顔で医療を提供して、笑顔になっていただいて、笑顔で日常生活に戻っていただきたいと考えています。
-加点式の気持ちで接することの大切さがよくわかりました。
(松本看護部長)
管理者がスタッフに減点式で接すると、スタッフも患者さんに減点式で接してしまうと思います。さらに、後輩スタッフにも同じように接してしまいます。
人は“育てられたように育つ”ものだと実感しています。たとえば、厳しいだけの指導を受けたら、厳しいだけの指導しかできません。
-なるほど。松本看護部長がスタッフの方へ優しく接していることが、最終的に患者さんに届いているのですね。
すずかけヘルスケアホスピタルが大好きです!
-松本看護部長のお話をうかがっていると「すずかけヘルスケアホスピタルが大好き!」というお気持ちが伝わってきます。
(松本看護部長)
確かに、大好きですね(笑)。
専門性の高い医療施設としても好きですし、ここで役割を果たそうと一生懸命に取り組むスタッフのことも好きです。
-具体的にはどのような点ですか。
(松本看護部長)
人の顔が見えて、風通しが良いところです。
規模としても160床ぐらいで、スタッフ同士だけでなく、スタッフと患者さんのコミュニケーションもよく取れていて、私自身も現場を回るとうれしいことがあって大好きです。
毎年一回は看護部職員全員と面接する機会を設けています。私が一人ひとりの意見を聞くことができる大切な時間です。
-休憩中の様子も拝見しましたが楽しそうでした(笑)。
(松本看護部長)
上層部の人たちをはじめとして、個人を否定する人がいないですね。「この人はダメ。この人の言った内容は問題だ」という否定的な評価がないです。
そういったポジティブな姿勢は、私自身もとても勉強になっています。
-看護というお仕事は、仲良しというだけでなくプロフェッショナルとしての高い意識も必要だと思います。それはどのように指導されているのですか。
(松本看護部長)
私は「患者さんや利用者さんを中心に考えましょう」と常に伝えています。
たとえば、患者さんや利用者さん、ご家族はどのように思っているのか、私たちが向き合うことが大切で、看護師の都合や考えだけで進めてはいけません。
当院に転職したばかりのスタッフには否定的なことを言う人もいます。しかし、否定的なことは周囲の反応が悪く、肯定的に捉えると周囲の反応が良いことがわかると、自然と肯定的な発言や行動になっていきますね。
実は、私自身もすずかけヘルスケアホスピタルに転職して2~3カ月は、否定的な考えが多い自分を反省しました。
-そういった松本看護部長さんご自身の経験も含めて、すずかけヘルスケアホスピタルさんのポジティブな考え方が形成されているのですね。
(松本看護部長)
はい。看護部の理念や基本方針はきちんと理解した上で、個人の力をプラスした看護をスタッフ全員で行っていきたいと考えています。
人を大事に助け合って働いています
-どのような人と一緒に働きたいと考えていますか。
(松本看護部長)
やはり“優しい人”です。
それと“これがやりたい!ということを持っている人”、“自分の看護観がある人”であればさらにうれしいです。
-松本看護部長さんの看護観を教えてください。
(松本看護部長)
私は“人を大事にすること”“患者さんを中心にすること”です。あと“働く人が心身共に健康であること”が大切だと考えています。
-大変なお仕事だと思いますが、長く続けるコツはありますか。
(松本看護部長)
「無理をしないこと」だと思います。
新卒のころは仕事に慣れることで精一杯かも知れませんが、結婚して子どもさんができたら子育てと仕事の両立をして一層輝いてほしいです。仕事も一生懸命やるけど、子育ても一生懸命、そういう人は時間の使い方も上手で無理してないですね。たとえば、参観会は必ず行くとか・・・子どもはよく覚えていますよね(笑)。
「これを大事にしたい」という自分の気持ちに正直になって無理をしない。その時々、自分に合ったワークライフバランスを考えながら、無理せず仕事を続けていくのが良いと思います。
-仕事と家庭のどちらが大事?ではなくて、どちらも大事にして良いのでしょうか。
(松本看護部長)
はい。どちらも大事にできると思います。
当院は、子どもが風邪をひいてしまったときにも急なお休みも取れるように、スタッフが協力し合っています。
もちろん、急に何人も抜けたら患者さんに迷惑がかかりますから、必ずしも対応できるとは言えませんが、助け合ってお休みが取れるようにしています。
-助け合って一緒に働く。
(松本看護部長)
はい。それぞれに事情があることですから、助け合って笑顔で働きたいですね。
自信と誇りを持って仕事をする看護療養部をスタッフと共に築き上げていきたいです
-久野病院長の第一印象を教えてください。
(松本看護部長)
私がすずかけヘルスケアホスピタルで働くことを考えていた時に、病院長と初めて会いました。
病院長が私を迎えてくださって、おでこが膝につくぐらいの深いお辞儀をされてビックリしました。病院長は誰に対しても同じ態度で接しています。そういう人なのですね。
-私もお辞儀にはビックリしました。
(松本看護部長)
この病院にお世話になろうか迷ったのですが、病院長の人柄と「自信と誇りを持って仕事をする看護部を築き上げてください」と言ってくれて、久野病院長と働くことを決めました。
これまでずっと看護部のことを応援してくれていますし、医師としても素晴らしいです。また、経営センスのある病院長だと思います。一緒に仕事をしていて勉強になります。
-お人柄が素晴らしいですね。
(松本看護部長)
はい。また、患者さんへの説明がとても丁寧です。
本当に忙しいと思うのですが、患者さん一人一人に丁寧に説明しています。話の間の取り方が上手なので、患者さんもゆっくり話せた印象が持てると思います。
-患者さんはもちろん、看護師さんから見ても安心ですね。
(松本看護部長)
はい。安心ですね。
患者さんの顔を見ると安心しているのがわかります。
お若いですが素晴らしい病院長です。
スタッフ一人一人の患者さんを想う心が患者さんに通じています
-回復期リハビリテーションや療養病棟の看護で興味深いことは何だと感じていますか。
(松本看護部長)
患者さんの持てる力を全部発揮していただくことです。
急性期の場合は、患者さんにやって差し上げることが多いように感じていました。
しかし、こちらが手伝ってしまうことが患者さんの機能を伸ばせないことにつながる場合もあり、そこの見極めは大事になります。
-お手伝いしたくなるのを我慢しなくてはならない場合もある。
(松本看護部長)
はい。そういう時があります。
入院当初は看護師が血圧を測りますが、退院される時にはご自分で測れるようになる方もたくさんおみえです。
-ご自宅に帰ってもできるようにするということですか。
(松本看護部長)
はい。ご自分でできるようになるのがリハビリテーションの成果ですね。
-すずかけヘルスケアホスピタルさんのリハビリ成績が良い理由は何ですか。
(松本看護部長)
リハビリテーション部門と診療部門の協力体制がしっかりできています。
情報交換を大事にしていて、患者さんが入院された日から、患者さんのケース・カンファレンスを取り入れています。また、症例カンファレンスや検討会を開催して、患者さんのことを知る機会をたくさんつくっています。
-これまで、患者さんからたくさんのうれしいお言葉があったと思いますが。
(松本看護部長)
退院後に、外来でおみえになった患者さんが「ここは本当に皆が優しくてリハビリして良かったわ」とおっしゃってくださった時はとてもうれしかったです。
また、療養病棟でお亡くなりになってしまった患者さんのご家族の方から、後日、「最期に私たちが希望した通りのみとりの環境を提供してくれてありがとうございました」というお言葉をいただいた時には、お役に立てて本当に良かったと思いました。
-患者さんやご家族と、素晴らしいコミュニケーションが取れているのでしょうね。
(松本看護部長)
患者さんやご家族が、スタッフのことをとても信頼してくださっていることを感じています。スタッフ一人一人が、患者さんのことを心から想ってケアをしていることが患者さんやご家族からの信頼につながっていると思います。
これからも一つ一つのことを大事にして、スタッフ全員でより良い看護をしていきたいと思います。
-患者さん、ご家族にとって心強いお言葉ですね。今日はありがとうございました。
(松本看護部長)
こちらこそありがとうございました。
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